vBulletinのフォーラムで画像やPDF、ZIPなどのファイルをアップロードしようとしても、「アップロードできない」「添付ファイルを追加できない」「ファイルを選択しても投稿できない」といった問題が起こることがあります。
この場合、単純なファイルの問題ではなく、vBulletin側で設定されている添付ファイルの権限やファイルサイズ、対応拡張子などが原因になっているケースがあります。
特に管理者側で設定を変更できるフォーラムでは、複数の設定を確認する必要があります。
まずは以下の項目を順番に確認してみましょう。
vBulletinでは、ユーザーグループ単位やフォーラム単位で添付ファイルのアップロード権限を設定できるため、同じサイトでも「この掲示板ではアップロードできるが、別の掲示板ではできない」ということがあります。
vBulletinでファイルを添付できない場合、最初に確認したいのがユーザーの権限です。
vBulletinでは、ユーザーグループに対して「Can Upload Attachments(添付ファイルをアップロードできるか)」という権限を設定できます。
そのため、一般ユーザーだけアップロードできず、管理者やモデレーターならアップロードできるという場合は、ユーザーグループの権限設定が原因である可能性が高くなります。
管理者の場合は、ユーザーグループの設定を確認してみましょう。
権限が「No」になっている場合、ファイルそのものに問題がなくてもアップロードできません。
ユーザーグループ側でアップロードが許可されていても、投稿先のフォーラムで禁止されていればファイルを添付できません。
vBulletinではチャンネル(フォーラム)ごとに「Can Upload Attachments」の設定が存在します。つまり、ユーザー自身にはアップロード権限があっても、特定の掲示板だけ添付ファイルを禁止することが可能です。
例えば次のような状態です。
このような場合は、ファイルを何度も変更するより、投稿先フォーラムの添付ファイル権限を確認するほうが早く解決できるでしょう。
権限に問題がなければ、次に確認したいのがファイルの拡張子です。
vBulletinでは、管理者がアップロードを許可するファイル形式を設定できます。例えばJPGやPNGは許可されていても、特定の動画形式や圧縮ファイルは許可されていない場合があります。
そのため、「画像はアップロードできるのにZIPだけできない」「PDFは添付できるが特定のファイル形式は拒否される」といった場合は、拡張子の設定を疑ってみましょう。
管理者側では、Attachment Managerから許可する拡張子を設定できます。拡張子ごとに有効・無効や最大ファイルサイズなどを設定できる仕組みです。
ユーザー側で設定を変更できない場合は、フォーラム管理者に「この拡張子のファイルを添付できる設定になっていますか?」と確認するのが確実です。
「小さい画像はアップロードできるのに、大きなファイルだけアップロードできない」という場合は、ファイルサイズの上限が原因かもしれません。
vBulletinでは、添付ファイルの種類ごとに最大ファイルサイズを設定できます。さらに、ユーザーグループ側にも添付ファイルの容量制限を設定できるため、複数の制限が関係することがあります。
例えば、管理者がPDFの最大サイズを10MBに設定している場合、15MBのPDFを選択してもアップロードできません。
また、vBulletin側の設定だけでなく、サーバー側のPHP設定などもアップロード可能なファイルサイズに影響します。公式ドキュメントでも、MySQLやPHPの設定がアップロードサイズに影響することが説明されています。
そのため、管理者が大きなファイルをアップロードできるようにしたい場合は、vBulletinの設定だけでなくサーバー環境も確認する必要があります。
画像ファイルの場合は、ファイル容量だけでなく画像そのものの縦・横サイズが制限されている場合があります。
vBulletinでは、JPG、JPEG、PNGなどの画像について最大幅・最大高さを設定できます。
例えば、容量が数MBしかない画像でも、非常に高解像度で横幅や高さが設定値を超えていると、アップロードや画像処理で問題になる可能性があります。
特にスマートフォンで撮影した写真は解像度が高いため、「以前の小さい画像はアップロードできたのに、最近撮影した写真はアップロードできない」という場合は、画像サイズも確認してみましょう。
管理者側で原因を調査している場合は、次の項目を順番に確認すると効率的です。
vBulletinでは添付ファイルをデータベースまたはファイルシステムに保存する設定も用意されているため、管理者側で環境を変更している場合は保存方式についても確認しておくとよいでしょう。
ここまで紹介した設定の多くは、フォーラムの管理者が変更する項目です。
そのため、一般ユーザーとしてvBulletinを利用している場合、ファイルサイズを小さくしたり別の形式に変換したりすることはできても、フォーラム側で禁止されているアップロードを自分で有効にすることはできません。
例えば「PDFをアップロードしたいが、このフォーラムではPDFが禁止されている」という場合、管理者に許可してもらう必要があります。
しかし、単に「このファイルを誰かに渡したい」「フォーラムにファイルを添付したいだけ」という用途なら、vBulletinの添付機能にこだわる必要はありません。
vBulletin側の設定によってファイルを添付できない場合、別のファイルアップロードサービスを利用してファイルを共有する方法もあります。
例えば、UploadFは、PCやスマートフォンから利用できる無料のファイルアップローダーです。
ブラウザからファイルをアップロードして共有用のURLを発行できるため、vBulletinの添付ファイル機能を使わずにファイルを相手へ渡したい場合に利用できます。
ドラッグ&ドロップによるアップロードにも対応しており、複数ファイルをまとめてアップロードすることも可能です。公式サイトでは1回のアップロードで最大100ファイルまで対応しています。
また、保存期間の設定やパスワード設定にも対応しているため、単純にファイルを一時的に共有したいケースにも向いています。
「フォーラムにはファイルを直接添付できないけれど、参加者にファイルを渡したい」という場合は、UploadFにファイルをアップロードして、発行されたURLをvBulletinの投稿に貼る方法が手軽です。
画像をvBulletinへアップロードできない場合、単純に容量を小さくするだけでなく、画像のサイズを変更してから再度試す方法もあります。
UploadFには画像関連のツールも用意されており、画像のリサイズ、トリミング、回転・反転、モザイク、背景透過、透かしなどの処理をオンラインで行えます。
例えば、スマートフォンで撮影した大きな画像をvBulletinへ投稿したい場合、先に画像をリサイズしてからアップロードすることで、フォーラム側の画像サイズ制限に合わせやすくなります。
画像内の文字を取り出したい場合にはオンラインOCR、画像の色を調べたい場合にはカラーコード抽出ツールなども利用できます。
vBulletinでファイルをアップロードできない場合、単純な不具合とは限りません。
特に重要なのは、「ユーザー権限」「フォーラム権限」「拡張子」「ファイルサイズ」「画像サイズ」の5項目です。
管理者であればvBulletinのAttachment Managerやユーザーグループ、チャンネル権限などを確認しましょう。vBulletinはファイル形式や容量を細かく管理できる一方、複数の設定が関係するため、どこで制限されているのかを切り分けることが重要です。
一方、一般ユーザーで設定を変更できない場合は、管理者に許可を依頼するか、ファイル共有サービスを利用する方法があります。
vBulletinへの直接添付にこだわらず、UploadFのようなファイルアップローダーを使って共有URLを投稿する方法なら、フォーラム側の添付ファイル設定に左右されずにファイルを渡せます。
「とにかくファイルを相手に見せたい・渡したい」という目的であれば、アップロード方法を一つに限定しないことも解決策の一つです。