Photoshopで作成した画像やデザインを誰かに渡したいとき、JPEGやPNGとして書き出すだけなら簡単ですが、レイヤーを保持したPSDファイルをそのまま共有したい場合は少し方法が変わります。
特にデザイン制作では、編集途中のPSDをデザイナー同士で受け渡したり、クライアントに確認してもらったりする機会があります。しかしPSDは画像ファイルより容量が大きくなりやすく、メールなどでは送りにくいことがあります。
この記事では、Photoshopのデータを簡単に共有する方法を、用途別に紹介します。
「とにかくPSDファイルを相手に渡したい」という場合は、ファイルアップローダーを使う方法が手軽です。
アップローダーにPSDファイルをアップロードすると、ダウンロード用のURLを取得できます。そのURLをメールやチャットなどで相手に送れば、相手はURLからファイルをダウンロードできます。
例えば、無料で利用できるファイルアップローダーのUploadFなら、PCだけでなくスマホからも利用できます。ドラッグ&ドロップにも対応しているため、ブラウザを開いてPSDファイルをそのままアップロードできます。
複数のデータをまとめて渡したい場合にも利用でき、パスワード設定や個別ファイルの削除にも対応しています。
PhotoshopのPSDを一度だけ相手に渡したい場合には、アップロードしてURLを送る方法が特にシンプルです。
Adobeのサービスを利用している場合は、Photoshopのクラウドドキュメントを使って共有する方法もあります。
Adobeでは、Photoshopのファイルをクラウドドキュメントとして保存することで、複数のデバイスからアクセスしたり、他のユーザーと共有したりできます。現在のPhotoshopでは、「ファイル」→「別名で保存」から「クラウドドキュメントに保存」という方法で保存できます。
また、Photoshopには共有機能が用意されており、クラウドドキュメントを他のユーザーと共有してレビューや共同編集を行うこともできます。
仕事で継続的に同じファイルを編集する場合や、Adobe環境で共同作業をしたい場合には便利な方法です。
| 方法 | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| ファイルアップローダー | PSDを相手に渡す | URLを送るだけで簡単 |
| Adobeクラウド | 共同作業・継続利用 | Photoshopとの連携が便利 |
| JPEG・PNGに変換 | 完成画像を見せる | 容量を抑えやすい |
| ZIPに圧縮 | 複数ファイルをまとめて渡す | 複数の素材を一つにまとめられる |
単純に「PSDを相手へ渡したい」のか、「相手と一緒に編集したい」のかによって、適した方法は異なります。
相手に編集してもらう必要がないのであれば、PSDをJPEGやPNGなどに書き出して共有する方法もあります。
例えば、完成したデザインをクライアントに確認してもらうだけなら、PSDそのものを渡す必要はありません。JPEGやPNGに書き出せば、ファイルサイズを小さくでき、一般的な画像ビューアでも確認しやすくなります。
一方で、相手がPhotoshopで文字や画像、レイヤーなどを編集する必要がある場合は、PSDのまま共有することが重要です。
PSDはレイヤーやマスク、エフェクトなどを保持できるPhotoshop用のファイル形式です。Adobeによると、PSDは最大2GBまで保存でき、2GBを超える大きなPhotoshopファイルにはPSB(Large Document Format)が利用できます。
PSD以外にも画像素材やフォント、資料など複数のファイルをまとめて渡したい場合は、ZIP形式にまとめる方法があります。
Windowsならファイルを選択して右クリックし、「送る」から「圧縮(zip形式)フォルダー」を選択することでZIPファイルを作成できます。
例えば、次のようなデータを一緒に渡したい場合に便利です。
ただし、PSDファイル自体が大きい場合は、ZIPにしても劇的に小さくならないことがあります。そのため、容量の大きなデータはZIP化したうえでファイルアップローダーにアップロードする方法もあります。
Photoshopのデータを相手に渡すだけなら、UploadFを使う方法も候補になります。
基本的な流れは非常にシンプルです。
PCの場合はドラッグ&ドロップにも対応しているため、PSDファイルをブラウザ上へドラッグするだけでアップロードできます。
また、UploadFでは複数ファイルを同時にアップロードできるため、PSDだけでなく関連素材もまとめて渡したい場合にも利用できます。
保存期間は1日から無制限まで設定でき、必要に応じて期間を延長できます。さらにパスワードを設定できるため、URLを知っている人なら誰でもダウンロードできる状態にしたくない場合にも使いやすいでしょう。
Photoshopのデータを一時的に誰かへ渡したいだけなら、専用の共有サービスを用意するより、ファイルをアップロードしてURLを送るほうが手軽です。
PhotoshopのPSDそのものではなく、完成した画像を共有したい場合は、アップロード前に画像を加工しておくと便利です。
UploadFでは画像をアップロードした際に、画像関連のオンラインツールも利用できます。
例えば、制作物を相手に確認してもらう前に個人情報が写っている部分へモザイクを入れたり、画像サイズを小さくして共有したりできます。
PSDの受け渡しだけでなく、画像を確認用に加工してから共有したい場合にも利用できるのが特徴です。
Photoshopのデータを共有するときは、次の点を確認しておくとトラブルを防ぎやすくなります。
特に注意したいのが、PSDファイルには完成画像だけではなく、制作途中の情報も含まれることです。非表示レイヤーや不要な素材などが残っている場合もあるため、外部へ渡す前にファイルの中身を確認しておきましょう。
Photoshopのデータを共有する方法はいくつかありますが、目的によって選択肢は変わります。
PSDをそのまま相手に渡したいなら、ファイルアップローダー。Adobe環境で継続的に共同作業したいなら、Photoshopのクラウドドキュメントが向いています。
一方、完成した画像を見てもらうだけなら、JPEGやPNGに書き出して共有するほうが扱いやすいでしょう。
「PSDファイルを一度だけ友達や仕事相手に渡したい」「メールでは容量が大きすぎる」というケースなら、アップロードしてURLを送るだけで利用できるUploadFのようなファイルアップローダーを利用すると、手軽にPhotoshopのデータを共有できます。
用途に合った方法を選んで、Photoshopの大容量データもスムーズに受け渡しましょう。