EC-CUBEを利用していると、商品画像のアップロードができなくなることがあります。この記事では、よくある原因とその具体的な解決策を分かりやすく解説します。
EC-CUBEでは、アップロードできるファイルの拡張子が設定ファイルにより制限されています。許可されていない拡張子の画像をアップロードするとエラーになります。
app/config/eccube/packages/eccube.yaml
の eccube_file_uploadable_extensions
に、必要な拡張子(例:jpg、pngなど)が含まれているか確認してください。
アップロードしようとしている画像のサイズが、PHPの制限を超えているとアップロードに失敗します。
以下の php.ini
の設定を確認・調整しましょう:
upload_max_filesize
post_max_size
高解像度の画像を処理する際、PHPが割り当てられたメモリを超えると処理が止まります。memory_limit
を増やすことで対処できます。
画像ファイルの保存先ディレクトリに書き込み権限がない場合、アップロードが正常に完了しません。パーミッションを 755
あるいは 777
に設定することで解決することがあります。
同じ名前のファイルを複数回アップロードすると、上書きや削除のタイミングで他の商品画像に影響を与えることがあります。ファイル名はできるだけ一意にしましょう。
upload_max_filesize
を超えていないか?memory_limit
に余裕があるか?商品画像が一時的にアップロードできない場面や、社内での確認用に画像を共有したい場合には、外部のファイルアップローダーを利用するのも一つの方法です。
uploadf.com は、PC・スマホ両対応の無料ファイルアップロードサービスで、ドラッグアンドドロップで簡単にファイルをアップロードできます。ファイルは最大100件まで同時アップロード可能で、保存期間は1ヶ月。画像形式を含む約150種類の拡張子に対応しています。
EC-CUBEで画像アップロードができない原因は、設定ミスから環境要因まで様々です。まずは基本的なポイントをチェックし、必要に応じて外部サービスを活用しながら柔軟に対応していきましょう。