Allganize(Alli)でファイルをアップロードできない場合、まず確認したいのが、ファイル形式・ファイルサイズ・アップロード先の機能です。
Allganizeでは、ドキュメントの登録やQ&Aデータの取り込みなど、用途によってアップロードできるファイル形式や条件が異なります。そのため、ファイル自体に問題がなくても、アップロード先の機能に対応していなければエラーになることがあります。
まずは、次の項目を順番に確認してみましょう。
特に注意したいのが、アップロード先によって対応条件が異なるという点です。以下では、具体的な確認方法と対処法を解説します。
Allganizeでファイルをアップロードできない原因のひとつが、対応していないファイル形式を選択していることです。
たとえば、ナレッジベースのドキュメント機能では、公式ガイドにtxt、docx、csv、xls、xlsx、xlsm、jpg、jpeg、png、hwp、hwpx、zip、pdf、ppt、pptx、docなどの形式が掲載されています。
一方、Q&Aの一括アップロードでは、TSV、CSV、XLSX、ZIPなどが利用されます。チャット画面でファイルを添付する場合も、アプリや設定によって対応形式が異なるため、ドキュメント機能の対応形式をそのまま適用することはできません。
まずは、実際に利用している機能の公式ガイドを確認してください。
ファイル名の末尾にある「.pdf」「.xlsx」「.docx」などの文字列が拡張子です。対応している形式かどうかを確認しましょう。
ただし、ファイル名の拡張子だけを変更しても、ファイルの内部形式は変わりません。たとえば、JPEG画像の拡張子をPDFに変更しても、正しいPDFファイルにはなりません。
別の形式が必要な場合は、元のアプリケーションで対応形式に変換してからアップロードするのが基本です。
ファイル形式に問題がなくても、サイズ制限を超えているとアップロードに失敗する場合があります。
Allganizeでは、利用する機能によってサイズ制限が異なります。たとえば、公式ガイドでは、ドキュメントをZIPファイルにまとめてアップロードする場合、ZIPファイル全体のサイズ上限は1GBと案内されています。また、Alli Worksの一部のチャット入力機能では、ファイル添付の合計サイズが100MBまでとされています。
これらは異なる機能の制限であり、Allganize全体に共通する上限ではありません。実際のアップロード画面や利用中の機能に対応する公式ガイドで、上限を確認してください。
ただし、ZIPファイルに圧縮しても、元のデータによってはサイズがあまり小さくならないことがあります。圧縮しただけで必ず上限内に収まるとは限らないため、完成したファイルのサイズを確認しましょう。
複数のドキュメントを一括登録しようとしている場合は、ZIPファイルの構成にも注意が必要です。
Alliのドキュメント機能では、ZIPファイルを利用して、内部のフォルダ構造に沿って複数のドキュメントをアップロードできます。ただし、アップロードできることと、すべてのファイルが正しく解析されることは別です。
アップロードに失敗する場合は、次の点を確認してみてください。
また、Q&Aの一括登録で画像や添付ファイルを含める場合は、CSVやXLSXなどのデータファイルと添付ファイルの配置、ファイル名の指定方法にも注意が必要です。通常のドキュメント一括登録とQ&Aの一括登録では手順が異なるため、目的に合ったガイドを参照してください。
ファイルのアップロードが完了しているように見えても、すぐに利用できる状態になるとは限りません。
Alliのドキュメント機能では、アップロード後にドキュメントの解析処理が行われます。そのため、ファイルが登録されていても、解析が進行中の場合は、検索や回答への利用がまだできないことがあります。
この場合は、単純なアップロード失敗とは区別して確認することが大切です。
登録自体が完了しているなら、同じファイルを何度もアップロードする前に、解析状況を確認しましょう。解析が長時間終わらない場合やエラーが表示される場合は、管理者やAllganizeのサポート窓口への問い合わせも検討してください。
ほかのファイルは正常にアップロードできるのに、特定のファイルだけ失敗する場合は、そのファイル固有の問題が考えられます。
元のファイルが破損していたり、保存処理が正常に完了していなかったりすると、アップロードや解析に失敗することがあります。元のアプリケーションでファイルを開き、正常に読み込めるか確認してください。
ExcelやCSVなどのデータファイルでは、列の構成やデータの記述方法が、登録先の機能で想定されている形式と合っていない可能性があります。
特にQ&Aの一括アップロードでは、質問と回答などの必要な列が正しく用意されているかを確認しましょう。対応する拡張子であっても、ファイルの内容が指定された形式と異なる場合は、正常に登録できないことがあります。
Q&Aに画像や添付ファイルを含める場合、公式ガイドでは、添付ファイル名やZIPファイル名に日本語を使用できない旨が案内されているケースがあります。
このような機能固有の制約に該当する場合は、英数字のファイル名に変更して、指定された形式で再度アップロードしてみましょう。
ファイル形式やサイズに問題がなく、複数のファイルで同じようなエラーが発生する場合は、サービス側の障害や一時的な不具合も考えられます。
Alliの公式メンテナンス・障害情報には、過去にドキュメントのアップロードや解析が不安定になった事例が掲載されています。たとえば、2026年1月27日にはアップロードや解析の不安定化が報告され、同日中に復旧したと案内されています。
このように、利用者側でファイルを変更しても解決しないケースもあるため、同様の症状が続く場合は公式の障害情報を確認してみてください。
参考:Alli LLM App Market メンテナンス・障害情報
障害情報に該当する内容が見つからない場合でも、エラーが繰り返し発生するなら、発生時刻、エラーメッセージ、対象ファイルの形式とサイズ、操作した機能などを整理して問い合わせると、原因を特定しやすくなります。
ここまで紹介した方法を試しても解決しない場合や、そもそも目的が「ファイルをAllganizeに登録すること」ではなく「ファイルを相手に渡すこと」である場合は、別のファイル共有サービスを利用する方法もあります。
たとえば、UploadF(uploadf.com)は、アカウント登録なしで利用できる無料のファイルアップローダーです。パソコンとスマートフォンの両方に対応しており、ファイルをアップロードすると、相手に共有するためのURLを取得できます。
ファイルをアップロードして共有URLを相手に伝えるだけなので、メールに添付しにくいファイルや、複数の素材をまとめて渡したい場合にも利用できます。
なお、UploadFはファイルを共有するためのサービスであり、Allganizeのドキュメント登録やAIによる解析を代わりに実行するものではありません。Allganizeへの登録が必要な場合は、ファイルの形式やサイズなどの条件を満たす必要があります。
ファイルを相手に渡すことが目的なら、UploadFを試してみてください。
Allganizeでファイルをアップロードできない場合は、まずアップロード先の機能を確認し、対応ファイル形式、サイズ制限、ZIPファイルの構成、解析状態を順番にチェックしましょう。
特定のファイルだけ失敗するならファイル自体の問題、複数のファイルで失敗するならサービス側の不具合なども考えられます。原因を切り分けても解決しない場合は、公式の障害情報やサポート窓口を確認するのがおすすめです。
また、ファイルをAIに登録する必要はなく、単に相手へ共有したいだけなら、無料で使えるファイルアップローダーのUploadFも選択肢のひとつです。目的に合った方法を選び、スムーズにファイルを共有しましょう。