背景が透明なPNG画像をLINEやX(旧Twitter)のDMで送ったところ、相手の画面では背景が黒や白になっていた……。そんな経験はありませんか?
イラストや配信用素材、VTuberの立ち絵、ロゴなど、背景の透明さが重要な画像では困ってしまいますよね。
この問題は、画像を送信する際にサービス側で画像の圧縮や形式変換が行われ、透明部分の情報が失われることで発生する場合があります。
手軽でおすすめなのは、画像を普通の写真として送るのではなく、PNGファイルそのものを送る方法です。ファイル送信が難しい場合は、無料のファイルアップローダーを利用する方法もあります。
LINEでは、透過PNGを通常の写真として送信すると、端末や送信方法によって透明部分が白くなったり、正しく表示されなかったりすることがあります。
透過状態を維持したい場合は、次の方法を試してみましょう。
まずおすすめしたいのが、画像を写真としてではなく、ファイルとして送信する方法です。
スマートフォンでは、ファイルアプリから画像を選択して共有する方法もあります。利用している端末やLINEのバージョンによって操作が異なるため、ファイルとして送信できない場合は、PC版LINEを利用するか、後述するアップローダーを使いましょう。
ポイントは、送信された画像をプレビュー画面だけで判断しないことです。サムネイルでは白背景に見えていても、ダウンロードした元ファイルでは透過が維持されている場合があります。
パソコンを利用できる場合は、PC版LINEから透過PNGを送信する方法もあります。
この方法は、PC版LINEで透過PNGを送信できたという検証例に基づくものです。ただし、設定項目や対応状況はバージョンによって異なります。オリジナル画質を選択しても、すべての環境で透過が保証されるわけではありません。
スマートフォンからファイルとして送るのが難しい場合や、複数の画像をまとめて渡したい場合は、ファイルアップローダーを利用すると便利です。
例えば、無料のファイルアップローダー「UploadF」なら、透過PNGをアップロードして発行されたURLをLINEのトークに貼り付けるだけで共有できます。
受信側はURLを開いてファイルをダウンロードできます。画像を写真として再送信する必要がないため、LINEによる画像変換を避けて元のPNGファイルを渡したい場合に便利です。
Xでも、透過PNGを画像としてアップロードした際に、透明部分が白くなったり、透過が失われたりすることがあります。
Xでは画像の形式やサイズ、アップロード方法などが影響する場合があります。特に、アプリからの画像投稿とブラウザからの投稿で結果が異なることもあるため、次の方法を試してみましょう。
元の透過PNGをそのまま相手に渡したいなら、ファイルのダウンロードURLをDMで送る方法が簡単です。
画像そのものをXにアップロードする必要がないため、X側の画像変換によって透過が失われる問題を回避しやすくなります。
UploadFはPC・スマートフォンの両方に対応しており、複数ファイルの同時アップロードや、保存期間の設定にも対応しています。配信用素材やイラストなど、複数のファイルを受け渡す用途にも便利です。
以前はPNG-8形式に変換し、画像の長辺を1600ピクセル以下にすることで圧縮されず透過が維持されていましたが、現在この仕様はなくなり、すべて透過が解除されます。
確実に元データを渡すことが目的であれば、ファイル共有URLを利用する方法がおすすめです。
LINEやX以外にも、画像をアップロードする際の変換処理によって、透過PNGの透明部分が失われることがあります。
Instagramは写真や動画を中心としたサービスです。投稿時に画像が圧縮・変換されることがあり、透過PNGをそのまま維持できない場合があります。フィードやストーリーズなど、投稿する場所によっても挙動が異なる可能性があります。
透過状態を維持した素材を渡したい場合は、元のPNGファイルをアップローダーに保存し、DMでURLを共有する方法が適しています。
DiscordはPNG画像の共有に利用できますが、画像のプレビュー表示やテーマ、アップロード方法などによって、透明部分が黒や白に見える場合があります。
プレビューだけで判断せず、画像を開いて確認したり、元のファイルをダウンロードして画像編集ソフトなどで確認したりしましょう。透過が維持されない場合は、画像をファイルとして送信する方法も試してみてください。
メールやほかのメッセージサービスでも、画像の縮小や自動変換が行われると、透明部分が失われる場合があります。ただし、すべてのサービスで透過PNGが失われるわけではありません。
元のPNGファイルを添付できる場合は添付ファイルとして送り、画像のプレビューではなく、ダウンロードしたファイルを確認するのが基本です。
透過PNGには、画像の色や形だけでなく、ピクセルごとの透明度を記録する情報(アルファチャンネル)があります。この情報によって、画像の一部を透明にし、背景を透かして表示できます。
ところが、送信先のサービスが画像を別の形式に変換したり、透明部分を特定の色で塗りつぶしたりすると、この情報が失われることがあります。
例えば、JPEG形式は透明度を保存できません。そのため、透過PNGをJPEGに変換すると、透明だった部分は白や黒などの背景色に置き換えられます。
また、透明部分が黒く表示されていても、必ずしも元のPNGデータが壊れているとは限りません。プレビューだけの問題なのか、ダウンロードしたファイル自体の透過が失われているのかを切り分けることが重要です。
特にイラストや配信用素材を受け渡す場合は、画像の見た目だけでなく、ファイル形式が維持されていることも重要です。
透過画像を送るたびに、どのアプリなら正常に表示できるのかを調べるのは面倒ですよね。
そんなときに便利なのが、無料のファイルアップローダー「UploadF」です。
UploadF(uploadf.com)は、PC・スマートフォンのどちらからでも利用でき、ドラッグ&ドロップによるアップロードにも対応しています。最大100ファイルを同時にアップロードできるため、複数のイラストや配信用素材をまとめて共有したい場合にも役立ちます。
保存期間は1日から無制限まで設定でき、パスワード設定や個別ファイルの削除にも対応しています。共有する相手や用途に合わせて利用できます。
また、画像のトリミングやリサイズ、回転、反転、背景透過などのオンライン画像編集機能も利用できます。共有前に画像を調整したいときにも便利です。
LINEやXのDMで透過画像がうまく送れないときは、無理に何度も画像を送り直すのではなく、元のPNGファイルをアップロードしてURLで共有してみてください。