仕事の資料や写真、動画、個人情報を含むファイルなどを誰かに送るとき、「URLを知っている人なら誰でも見られる状態では不安」と感じることがあります。
そのような場合に便利なのが、パスワードを設定してファイルを共有する方法です。
特に手軽なのは、パスワード設定に対応したファイル共有サービスを利用する方法です。ファイルをアップロードしてパスワードを設定し、発行されたURLとパスワードを相手に伝えるだけで利用できます。
この記事では、パスワード付きでファイルを共有する代表的な方法と、それぞれの特徴を紹介します。
「ファイルをパスワード付きで送りたいだけ」という場合は、ファイル共有サービスを利用するのが簡単です。
サービスによって操作は異なりますが、基本的には次のような流れで共有できます。
相手側はURLを開いてパスワードを入力することで、ファイルをダウンロードできます。
メールにファイルを直接添付する方法と違い、大きなファイルや複数のファイルをまとめて共有しやすいこともメリットです。
手軽にパスワード付きでファイルを共有したい場合は、無料のファイルアップローダー「UploadF」も利用できます。
UploadFは、PCだけでなくスマートフォンからも利用できるファイル共有サービスです。
ファイルをアップロードする際にパスワードを設定できるため、単純にファイルのURLだけを相手へ送るのではなく、パスワードを知っている人だけがファイルを取得できる形にできます。
操作も比較的シンプルで、PCではドラッグ&ドロップによるアップロードにも対応しています。複数ファイルをまとめてアップロードすることもできるため、写真や資料などをまとめて渡したい場合にも便利です。
保存期間は1日から無期限まで設定でき、必要に応じて保存期間を延長できます。また、共有したファイルを個別に削除できるため、共有が終わった後にファイルを残しておきたくない場合にも対応できます。
ファイルそのものをパスワードで保護したい場合は、ZIPや7zなどの圧縮ファイルにしてから共有する方法もあります。
例えば、複数のファイルを「資料.zip」のように1つのファイルへまとめ、パスワードを設定しておけば、元のファイルを直接公開せずに渡すことができます。
特に7z形式ではAES-256による暗号化に対応しており、パスワードから暗号鍵を生成する仕組みも採用されています。
ただし、この方法ではファイルを圧縮・暗号化するためのソフトが必要になることがあります。また、受け取った相手も解凍する必要があるため、「とにかく簡単に共有したい」という用途では少し手間が増えます。
そのため、次のように使い分けるとよいでしょう。
Googleドライブでもファイルやフォルダを共有できます。
共有時には「閲覧者」「コメント可」「編集者」などの権限を設定でき、一般的なアクセスを「制限付き」にすれば、権限を持っているユーザーだけがファイルを開けるようにできます。
一方で、Googleドライブにはファイル自体へ個別のパスワードを設定する機能はありません。そのため、「URLを知っていて、さらにパスワードを入力しないとダウンロードできない」という形式にしたい場合には、別の方法を検討する必要があります。
Googleドライブを使う場合は、パスワードではなくGoogleアカウントや共有権限によってアクセスできるユーザーを制限する方法が基本になります。
Dropboxにも共有リンクへパスワードを設定する機能があります。
Dropboxの公式ヘルプによると、Professional、Essentials、Standard、Advanced、Business、Business Plus、Enterpriseなどの対象プランでは、共有リンクにパスワードを設定できます。パスワードを設定したリンクを開くと、共有されたファイルを表示するためにパスワードが求められます。
また、対象プランでは共有リンクの有効期限を設定することもできます。
ただし、パスワード付き共有リンクはDropboxのすべてのプランで利用できるわけではありません。
「アカウントを作ってクラウド上で管理するほどではなく、一時的にファイルを渡したい」という場合は、パスワード設定に対応したファイル共有サービスのほうが手軽なケースもあります。
パスワード付きでファイルを共有するときは、URLとパスワードを同じメッセージに書かないことも重要です。
例えば、メールで次のように送ったとします。
https://example.com/xxxxx123456これでは、メールを見られた人がURLとパスワードの両方を取得できてしまいます。
より安全性を意識するなら、URLをメール、パスワードを別の連絡手段で伝えるなど、2つの情報を分けて送る方法があります。
ただし、パスワードを別経路に分けたからといって完全に安全になるわけではありません。共有相手やファイルの内容に応じて、適切な方法を選ぶことが大切です。
ファイルを共有する前に、次の項目を確認しておくと安心です。
特に一時的なファイル共有では、共有が終わった後にファイルを削除できるかを確認しておくとよいでしょう。
パスワードを設定できるからといって、「123456」や「password」のような簡単な文字列を使用するのは避けましょう。
名前、誕生日、電話番号、会社名など、相手以外にも推測できそうな情報をそのままパスワードにするのもおすすめできません。
可能であれば、英字・数字・記号などを組み合わせ、他のサービスで使用しているパスワードとは別のものを設定しましょう。
また、パスワード付きの共有URLをSNSなど誰でも見られる場所へ公開してしまえば、パスワードを設定した意味が薄れてしまいます。
パスワード付きでファイルを共有する方法には、それぞれ向き不向きがあります。
| 方法 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| ファイル共有サービス | アップロードしてURLとパスワードを共有 | 手軽な一時共有 |
| パスワード付きZIP・7z | ファイル自体を暗号化して渡せる | 暗号化したファイルを渡したい場合 |
| Googleドライブ | ユーザーや共有権限を設定できる | 継続的なファイル管理 |
| Dropbox | 対象プランでは共有リンクにパスワードを設定可能 | クラウド上で管理しながら共有 |
「一度だけファイルを送りたい」「相手にアカウント登録をしてもらいたくない」という場合は、ファイル共有サービスが特に使いやすい方法です。
パスワード付きでファイルを共有する方法はいくつかありますが、手軽さを重視するなら、パスワード設定に対応したファイル共有サービスを利用するのがおすすめです。
UploadFなら、PC・スマートフォンからファイルをアップロードでき、パスワードを設定して共有できます。ドラッグ&ドロップにも対応しているため、PCからのアップロードも簡単です。
また、ファイルは1日から無期限まで保存期間を設定でき、共有後に個別削除することもできます。100ファイルまで同時にアップロードできるため、複数の資料や画像をまとめて渡したい場合にも利用できます。
「圧縮ファイルを作るのは面倒」「クラウドストレージにアカウントを作るほどではない」という場合は、こうしたファイル共有サービスを使うとスムーズです。
パスワード付きでファイルを共有する方法には、ファイル共有サービス、パスワード付きZIP・7z、クラウドストレージなどがあります。
単純にファイルを相手へ渡したいのであれば、パスワードを設定できるファイル共有サービスを利用する方法が手軽です。
一方、ファイルそのものを暗号化して渡したい場合はパスワード付きZIP・7z、継続的にファイルを管理したい場合はGoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージが向いています。
用途や共有するファイルの重要度に合わせて方法を選び、URLとパスワードの管理にも注意しながら、安全にファイルを共有しましょう。