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ファイル転送サービスはどう選ぶ?

大容量の写真や動画、PDF、Word・Excelなどのファイルをメールに添付しようとして、「容量が大きすぎて送れない」と困ったことはありませんか?

そんなときに便利なのが、ファイルをWeb上にアップロードし、発行されたURLを相手に送るファイル転送サービスです。

2026年現在は、「firestorage」「WeTransfer」「SwissTransfer」「TransferNow」「Smash」など様々なサービスを利用できます。

ただし、サービスによって無料で送れる容量、保存期間、会員登録の必要性、パスワード設定、広告の有無などが大きく異なります。

そこで今回は、個人でも使いやすい無料サービスを中心に、ファイル転送サービスを比較します。

2026年のファイル転送サービス比較表

まずは主なサービスの違いを一覧で確認してみましょう。

サービス 無料容量の目安 保存期間 登録 特徴
ギガファイル便 1ファイル300GB 最長100日 不要 大容量向け
firestorage 最大300GiB 最大7~14日など 不要でも利用可能 大容量・ストレージ機能
データ便 最大2GB~5GB 7日など プランによる ビジネス利用にも対応
WeTransfer 3GB 3日 送信側は必要 海外で知名度が高い
SwissTransfer 50GB 最長30日 基本不要 海外の大容量転送向け
TransferNow 5GB 7日 不要でも利用可能 海外サービスで使いやすい
Smash 2GBまで優先 7日 不要 2GB超は待機処理で送信可能
Filemail 5GB 7日 プランによる アプリや企業利用にも対応
UploadF 200MB/ファイル 設定・延長可能 不要 軽量ファイルを手軽に共有

※容量や保存期間などは無料プランを中心とした目安です。サービスの仕様は変更される場合があるため、利用前に公式サイトの最新情報も確認してください。

特に大きな違いが出るのが「送れる容量」と「保存期間」です。

例えばギガファイル便は1ファイル300GB、SwissTransferは50GBまで対応している一方、WeTransferの無料プランは3GBまでとなっています。

とにかく大きなファイルを送りたいなら

動画素材や大量の写真、ゲームデータ、バックアップファイルなど、数GB以上のファイルを送る場合は、無料サービスでも容量の大きなものを選ぶ必要があります。

ギガファイル便やfirestorageが大容量転送に対応しています。ギガファイル便は1ファイル300GB、firestorageも未登録ユーザー向けに1ファイル最大300GiBのサービスを提供しています。

海外サービスならSwissTransferも候補になります。SwissTransferは1ファイル最大50GBで、ファイルの公開期間は最大30日を選択できます。

「数十GBの動画を送りたい」というケースでは、このような大容量サービスが候補になります。

数GB程度なら海外サービスも候補

「300GBも必要ないけれど、メール添付では大きすぎる」という場合は、海外サービスも選択肢に入ります。

TransferNowは無料で1回5GBまで、ファイルの公開期間は最大7日です。受信者はアカウントを作らずにダウンロードできます。

Filemailも無料プランで5GBまで、ファイルは最大7日間利用できます。HTTPSによる通信やウイルス対策も案内されています。

また、WeTransferは海外のファイル転送サービスとして非常に知名度があります。2026年時点の無料プランでは1回3GBまで、30日間のローリング期間内で最大10回、転送リンクは最大3日間利用できます。送信には無料アカウントが必要ですが、受信者はアカウントを作らずにダウンロードできます。

2GBを超えるならSmashも面白い

海外サービスの中でも少し特徴が違うのがSmashです。

無料版は2GBまでの転送が優先処理され、2GBを超えるファイルも送信できます。ただし、2GBを超えた転送は待機キューに入る仕組みになっています。

無料版のファイル公開期間は最大7日で、パスワードによる保護にも対応しています。会員登録なしで利用できる点も特徴です。

そのため、「ファイルが2GBを少し超えているけれど、急いで送る必要はない」という場合には候補になります。

ファイル転送サービスを選ぶチェックリスト

サービスを選ぶときは、単純に「最大容量が大きいサービス」を選べばいいわけではありません。

  • 送るファイルの容量に対応しているか
  • 保存期間が目的に合っているか
  • 会員登録なしで利用できるか
  • 受信者も登録不要でダウンロードできるか
  • パスワードを設定できるか
  • 複数ファイルをまとめて送れるか
  • スマートフォンから利用できるか
  • 広告やサービスの案内が表示されても問題ないか
  • 仕事で使う場合は利用規約やセキュリティ要件を満たしているか

特に見落としやすいのが保存期間です。

「アップロードできたから大丈夫」と思っていても、保存期間が短ければ、相手がダウンロードする前にリンクが無効になる可能性があります。

相手がすぐにダウンロードする予定なのか、数日後にダウンロードする可能性があるのかによっても、適したサービスは変わります。

会員登録なしで使いたい場合は?

ファイルを1回だけ送りたいのであれば、会員登録の有無も重要です。

例えばギガファイル便、firestorage、TransferNow、Smashなどは、登録なしで利用できる無料サービスがあります。

一方で、WeTransferの現在の無料プランは送信側に無料アカウントが必要です。受信側は登録不要でダウンロードできます。

「今回だけファイルを送りたい」なら、登録不要のサービスを選ぶと手間を減らせます。

短期間の送信ではなくファイルを置いておきたい場合

ファイル転送サービスとオンラインストレージは、似ていますが目的が少し違います。

ファイル転送サービスは、基本的に「ファイルをアップロードする→URLを相手に渡す→ダウンロードしてもらう」という一時的なファイル共有に向いています。

一方、Google DriveやOneDriveなどのオンラインストレージは、自分のファイルを継続的に保存したり、フォルダーを共有したりする用途に向いています。

firestorageにもストレージ保存機能があり、ファイルを長期保存してURLを発行する使い方ができます。

そのため、「一度送れば終わり」ならファイル転送サービス、「今後も保管・編集・共有したい」ならオンラインストレージと考えると選びやすくなります。

ちょっとしたファイルならUploadFも便利

ここまで紹介したサービスは、数GB~数百GBといった大容量ファイルの転送に強いものが多くあります。

しかし、実際には「数MB~数百MB程度のファイルを、登録なしでサッと誰かに渡したい」という場面も少なくありません。

そうした用途では、UploadFも選択肢になります。

UploadFは、会員登録や個人情報の入力をせずに利用できる無料のファイルアップローダーです。PCだけでなくスマートフォンにも対応しており、ドラッグ&ドロップによるアップロードも利用できます。

1回に最大100ファイルまでアップロードでき、PDFやOfficeファイル、画像、音楽、動画、ZIPなど幅広いファイル形式に対応しています。

さらに、保存期間の設定やパスワード設定、アップロードしたファイルの個別削除にも対応しています。

「とにかく巨大なファイルを送りたい」というより、「登録なしでファイルをサッとアップロードしてURLを共有したい」という用途に向いています。

また、画像をアップロードした場合は、画像の編集やOCR、カラーコード抽出などのWebツールも利用できます。

例えば、画像を相手に渡す前にサイズを変更したり、不要な部分をトリミングしたり、モザイクを入れたりといった作業をブラウザ上で済ませられるのも便利なところです。

目的別にファイル転送サービスを選ぶ

目的 候補 理由
非常に大きなファイルを送りたい ギガファイル便 / firestorage 数百GBクラスに対応
海外サービスを使いたい SwissTransfer / TransferNow 海外向けサービスで大容量にも対応
2GB超を無料で送りたい Smash 2GB超は待機処理ながら送信可能
数GB程度を手軽に送りたい TransferNow / Filemail 5GB程度まで対応
知名度の高い海外サービスを使いたい WeTransfer 海外で広く利用されている
登録なしで小~中規模のファイルを送りたい UploadF 登録不要・無料・複数ファイル対応
ファイルを長期間保管したい オンラインストレージ 継続的な保存・共有に向いている

ファイル転送サービスを使うときの注意点

無料のファイル転送サービスは非常に便利ですが、「URLを知っている人ならアクセスできる」タイプのサービスでは、URLの扱いに注意が必要です。

仕事の資料や個人情報など、第三者に知られてはいけないファイルを送る場合は、パスワード保護などの機能を利用し、必要に応じて別の経路でパスワードを伝える方法も検討しましょう。

また、会社で利用する場合は、無料サービスだからという理由だけで決めるのではなく、会社の情報セキュリティ規程や利用可能なサービスを確認することも重要です。

特に顧客情報、契約書、個人情報などを扱う場合は、法人向けのファイル転送サービスやオンラインストレージが必要になるケースもあります。

2026年のファイル転送サービスは用途で選ぼう

2026年現在のファイル転送サービスは、かなり選択肢が増えています。

ただし、「最大容量が大きいサービス=誰にとっても便利」というわけではありません。

数百GBの動画を送るならギガファイル便やfirestorage、海外サービスならSwissTransfer、大きめのファイルを海外サービスで手軽に送るならTransferNowなど、用途によって候補は変わります。

一方で、数百MB程度のファイルを「会員登録なしで、スマホやPCからすぐにアップロードして共有したい」という場合は、必ずしも数百GB対応のサービスを選ぶ必要はありません。

そのような用途では、UploadFのようなシンプルなファイルアップローダーを使う方法もあります。

「何GBまで送れるか」だけでなく、「登録が必要か」「いつまで保存されるか」「パスワードを設定できるか」「相手が簡単に受け取れるか」まで確認して、自分の用途に合ったサービスを選びましょう。


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